いつもご覧いただきありがとうございます。山梨県でWordPressを使ったホームページ制作をメインとしているディープラスの遠藤です。
早速ですが企業や店舗などのホームページ管理されている担当者や経営者、安心してホームページの運用管理はできていますか?
ホームページを運用していると、ある時突然に予測できない不具合が発生する場合があります。
- 急にサイトが非表示になってしまった
- WordPressで運営しているサイトがエラーになった
- サイト内の一部機能で不具合が発生してい修復できない
これまで10年以上WordPressを使ったサイト制作をしていますと、様々なご相談をいただきました。
そこで今回は、今までご相談いただいたホームページの不具合やWordPressのエラー内容をご紹介していきます。対処方法についても触れていきます。
特にWordPressを使ってホームページ運用されている社内のWeb担当者様や経営者様、不具合時の対処方法にお困りの制作業者様にご覧いただきたい内容となっています。
この記事を書いた人
遠藤 晃太(えんどう こうた)
山梨県を拠点としているディープラスの代表、遠藤です。
Webに興味を持ち、制作技術や集客方法を習得。これまで大手サイト制作などの経験あります。
サイトから集客獲得して副業から本業に変更した事業者様やスタッフ増員された事業者様がいます。
・2012年8月、ディープラス立ち上げ
・「渋谷 美容室」「(地域名)動物病院 」など、Google検索で10位以内にランクイン
・趣味はスノーボードや車中泊
サイト訪問者にとって最善のご提案をします。
他社に勝てるホームページ制作はもちろん、Web広告、SNS運用についてもご相談ください。
目次
1.ホームページの一部機能が動かなくなった不具合
『個人事業でホームページの運営をされている長野県の経営者様。
ホームページ内の写真をクリックすると通常ならフワッとした動きがある拡大表示になるはずですが、動かなくなって不具合が起きている。さらに、お問い合わせフォームを使って送信できなくなってしまったので、急いで修正しようとしたが対処方法が分からない。』
そんな時にネット検索でディープラスを見つけていただきご相談いただきました。
調査を進めていくと、写真やお問い合わせフォーム以外にもサイトレイアウトが一部で崩れて表示されている事も分かりました。
今回のケースはホームページ内の動きのある部分が主な不具合となっていたので、JavaScript関係を調査して不要な部分は削除や修正対応をさせていただき、修復することができました。その他、セキュリティ強化をしています。
動かなくなってしまった原因についてもご説明させていただきました。
その後、1年以上経過していますが不具合は発生していません。
2.人為的ミスによってホームページが不具合で画面真っ白
『法人で社内運営されている静岡県の経営者様。
WordPressで制作されたホームページ内の設定変更していたら一部のページが開かなくなってしまい、レイアウト崩れなどの不具合が起こってしまった。さらに修正しようとしたら画面が真っ白になってしまった』
ネット検索から見つけていただきご相談がありました。修正方法をネットで調べてみたそうですが、修正方法が見つからなかったようです。
このお客様は、5人ほどの従業員でそれぞれアカウント発行してホームページを運用しています。
今回は5人のアカウントが全て管理者権限となっていたことが一つの要因にあります。従業員の中でWordPressに詳しくない方でも管理者権限になっていた事で、間違った操作をしてしまい不具合が発生となっていました。
WordPressには管理者権限以外に編集者・投稿者・寄稿者・購読者と5つの権限が用意されています。
- 特権管理者 – サイトネットワーク管理機能や他のすべての機能へアクセスできるユーザー。
- 管理者 – シングルサイト内のすべての管理機能にアクセスできるユーザー。
- 編集者 – 他のユーザーの投稿を含むすべての投稿を公開、管理できるユーザー。
- 投稿者 – 自身の投稿を公開、管理できるユーザー。
- 寄稿者 – 自身の投稿を編集・管理できるが、公開はできないユーザー。
- 購読者 – プロフィール管理のみを実行できるユーザー。
例えば、Web担当者は管理者権限でそれ以外の従業員は編集者権限にすることで、WordPressの管理画面内の操作を制限することができます。
今回の場合については、以下のように権限を変更しました。
- Aさん:Web担当者なので管理者権限
- BさんとCさん:ブログ投稿者なので編集者権限
- DさんとEさん:BさんとCさんの部下でブログ投稿者なので寄稿者権限
これによって大切な部分の設定内容はWeb担当者しか操作できなくなります。
画面が真っ白となった原因についても特定できたので、修正させていただきました。
その他にもセキュリティ強化についても対応させていただきました。
3.ホームページ全体で日本語が表示しなくなった不具合
『朝起きてWordPressで制作したホームページを見たら会社のホームページが日本語から英語に変わってしまった!
修正対応しても改善できないと東京都の制作業者様。』
こちらもネット検索でディープラスを見つけていただきお問い合わせがありました。
そこで、調査を進めてみたところ外部からの不正な侵入が確認できたため、緊急でサイトを閲覧停止。停止したのは閲覧者に対しても影響が考えられたためです。
こういった場合、海外から不正アクセスされサーバ内に不要なファイルを勝手にアップロードされたり、既存ファイルの記述を変更されてしまう事があります。
この時の対処方法はサーバ内の全てのファイルを調査、そして不具合が見つかった部分の削除や修正で対応をしました。
原因としては、WordPressを何年も更新してこなかった事によるセキュリティの低下、パスワードなどのログイン情報が外部から推測されやすいものになっていました。
そこでWordPressの更新とログイン情報を複雑化にして対応しました。
WordPressを更新をずっとしていないサイトをバージョンアップすると、エラーが非常に起こりやすいため作業前のバックアップは必須です。
そして、こういった不正アクセスされてしまうケースでありがちな事なのですが、WordPressやサーバへのログイン情報をSNSなど別サービスと同じパスワードにしている場合があります。(ログイン情報の使いまわし)
もし、別サービスでログインされて情報が抜き取られてしまうと、次から次へログインされてしまい、その中にWordPressサイトやサーバへログインをアタックされてしまうとサイト改ざんとなる事があります。
そうならないために、WordPressで使うログイン情報だけでなく、ネット上で使っているログイン情報は使いまわさないでそれぞれ別々に設定しておくことがオススメです。
さらに、ホームページに記載されている会社の住所番地、電話番号をパスワードにしているケースも過去にありました。
これは簡単に不正ログインされてしまう王道パターンですので、必ず推測されにくいログイン情報にすることで未然に防ぐことができます。
4.ホームページの不具合が発生すると信頼を失うかもしれない
ここまで今までの不具合対応をご紹介してきましたが、やっぱり日頃のメンテナンスはとても大切です。
- サイトが画面真っ白で見れない
- レイアウトが崩れていて見にくい
- サイトの内容が英語で怪しい
サイトを見た訪問者にこういうイメージを与えてしまうと信頼を失って、二度と訪れてくれないかもしれません。
ディープラスでは2012年立ち上げから現在まで、保守管理させていただいているサイトで不正アクセスによるWordPressのエラーやホームページの不具合は起きていません。
時々保守契約前のご相談のときに「不正アクセスされた事が無いのに修正する事は可能ですか?」とご質問いただくことがありますが、ここまでご紹介してきたようにネット検索でディープラスを見つけていただきお問い合わせいただいたサイトの対応をしてきています。さらに、多くのサイトを自ら運営していた中で得た知識や経験がありますので、サイト復旧だけでなくサイトリニューアルや集客など様々な方向からご提案させていただくことが可能です。
そして、今まで以上にセキュリティ強化を図って、安心してホームページを運用していくことを目指しています。
ホームページの不具合やエラーでお困りの際にはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先はメールフォーム、またはお電話(090-5878-4193)にてお待ちしております。電話の場合には「ホームページの不具合やエラーの件で」とお伝えください。
※電話での受付時間は、平日の9時から17時30分です。打ち合わせ中などで出られない場合は、折り返しご連絡いたします。