迷惑メールの対処方法!巧妙化する手口と今すぐできる実践的対策

迷惑メールへの対策

近年、迷惑メールの手口は年々巧妙化しており、「明らかに怪しいメール」だけではなく、一見すると社内メールや取引先からの連絡に見えるものが増えています。
特に、企業や個人事業主の方にとっては、業務に直結する内容を装った迷惑メールが大きな脅威となっています。

Webサイト制作や管理を行うディープラスとして、日々多くのお客様のサイト保守やセキュリティ対応を行っています。
その中で、実際に被害につながりかねない迷惑メールの相談も増えています。

本記事では、最近増えている迷惑メールの具体例を紹介しながら、被害を防ぐための現実的で効果的な対処方法を詳しく解説いたします。

1. 最近増えている「社内を装った迷惑メール」とは

最近特に多いのが、社内の上司や関係者を装った迷惑メールです。
例えば、以下のような内容のメールが確認されています。

  • 業務上の都合を理由に、LINEグループの作成を依頼する
  • 他の社員は招待せず、作成のみを指示する
  • 作成後にQRコードを送付するよう求める

文章自体は丁寧で日本語も自然なため、疑問を持たずに対応してしまう方も少なくありません。

さらに厄介なのは、差出人名が日本語で、実在する上司の名前になっているケースがある点です。
メールソフト上では名前だけが表示されるため、内容を深く確認せずに返信してしまう危険性があります。

私のところにも以下メールを受信しています。

2. 差出人アドレスを必ず確認すべき理由

こうした迷惑メールの多くは、差出人名こそ社内の人物になっていますが、実際のメールアドレスはHotmailやGmailなどのフリーメールであることがほとんどです。

本来、社内で独自ドメインのメールアドレスを使用している場合、「上司からの連絡なのにフリーメール」という状況は極めて不自然です。

しかし、以下のような環境では見落としが発生しやすくなります。

  • 社内でGmailを業務利用している
  • スマートフォンで差出人名のみを見て判断している
  • 急ぎの業務連絡だと思い込んでしまう

このような状況が重なると、冷静な確認をせずに返信してしまい、被害につながる可能性が高まります。

3. 迷惑メールに返信してしまうと起こり得る被害

迷惑メールに一度でも返信してしまうと、次のようなリスクが発生します。

  • メールアドレスが「有効」と認識され、さらに迷惑メールが増える
  • LINEや別のツールに誘導され、金銭や情報を要求される
  • 社内情報や個人情報を誤って送信してしまう
  • マルウェア感染や不正アクセスのきっかけになる

特に企業や事業者の場合、被害が個人にとどまらず、取引先や顧客に影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。

4. 迷惑メール対策として必ず行いたい基本対策

4-1. 独自ドメインのメールアドレスを利用する

迷惑メール対策の第一歩として、独自ドメインのメールアドレスを利用することを強くおすすめします。

独自ドメインメールには以下のメリットがあります。

  • 差出人アドレスで正規・不正の判断がしやすい
  • なりすましメールを見抜きやすくなる
  • 取引先からの信頼性が向上する

Webサイトを運営しているにもかかわらず、フリーメールのみを使用している場合は、早めの見直しが重要です。

4-2. メールのセキュリティ設定を強化する

迷惑メールを減らすためには、メールサーバー側の設定も欠かせません。
具体的には以下のような対策が有効です。

  • 迷惑メールフィルタの有効化
  • なりすまし対策(SPF・DKIM・DMARC)の設定
  • 不審な添付ファイルやURLの自動ブロック

4-3. すぐに返信せず、必ず一度立ち止まる

どれだけ対策をしていても、最終的に重要なのは人の判断です。
以下のようなメールを受信した場合は、必ず一度立ち止まってください。

  • 急ぎの対応を強調している
  • 社内ルールでは行わない手順を求めている
  • メール以外のツールへ誘導しようとする

少しでも違和感があれば、別の連絡手段で本人に確認するだけで、被害を未然に防げるケースがほとんどです。

4-4. 社員・スタッフ向けに注意喚起を定期的に行う

迷惑メール対策は、個人任せにすると限界があります。そのため、以下のような取り組みがおすすめです。

  • 実際に届いた迷惑メールの事例を共有する
  • 「最近増えている手口」を定期的に周知する
  • 被害が出た場合の報告先を明確にする

特に今回のような「上司を装ったメール」は、知っているだけで防げるケースがほとんどです。

4-5. 二要素認証(2FA)を必ず有効にする

万が一、迷惑メール経由でIDやパスワードが漏れてしまっても、二要素認証を設定していれば被害を最小限に抑えられます。
対象としては以下が重要です。

  • メールアカウント
  • Google Workspace や Microsoft 365
  • WordPress 管理画面
  • クラウドサービス全般

パスワードだけに頼らない仕組みは、現在では必須の対策といえます。

5. Webサイト管理と合わせた迷惑メール対策も重要です

迷惑メール対策は、メールだけの問題ではありません。
Webサイトのセキュリティが弱い場合、フォーム経由で迷惑メールが増えたり、情報漏えいにつながる可能性もあります。

ディープラスでは、山梨を中心に以下のようなサポートを行っています。

  • Webサイトの保守・管理
  • セキュリティ設定の強化
  • メールやフォームの迷惑対策
  • トラブル発生時の初動対応サポート

「どこから手をつければよいかわからない」という場合でも、現状を整理し、必要な対策をご提案いたします。

6. まとめ

迷惑メールは、今後さらに巧妙化していくことが予想されます。
完全にゼロにすることは難しいですが、以下を意識することで被害リスクは大きく下げられます。

  • 独自ドメインのメールアドレスを使用する
  • セキュリティ設定を適切に行う
  • 怪しいメールには即対応しない

日常業務の中で「少し確認する習慣」を持つことが、最も効果的な迷惑メール対策です。
Webサイトやメール環境に不安がある場合は、専門業者へ早めに相談することをおすすめいたします。

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