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サイト閉鎖の落とし穴!トラブル回避のための5つのポイント

ホームページを削除

インターネット上の情報発信において、ウェブサイトやホームページは欠かせない存在です。しかし、事業内容の変更や事業の方向性など、様々な理由でサイト閉鎖を検討するケースがあります。

サイト閉鎖は、単にサイトを停止するだけではなく、様々な手続きや注意点が存在します。誤った方法で閉鎖を進めてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性も高くなります。

そこで今回は、サイト閉鎖を成功させるために注意すべき5つのポイントを詳しく解説します。

1. サイト閉鎖=ドメインを手放すこと

ウェブサイトは、ドメインと呼ばれる住所と、サーバーと呼ばれる土地にデータを保管して運営されています。サイト閉鎖を考える場合には、この2つの要素をどのように扱うかが重要になります。

ドメインとは、ウェブサイトのURLに使用される固有の名称です。例えば、当サイトのディープラスであれば、「de-plus.net」がドメインになります。ドメインは一度取得すると、基本的に永久的に保持することができます。

サイト閉鎖後もドメインを保持する場合は、閉鎖のお知らせページを設置したり、他のウェブサイトに転送したりするなど、様々な方法があります。

しかし、将来的にドメインを使用する予定がない場合は、ドメインを手放すことを検討しましょう。

ドメインを手放すとは、ドメインの登録を抹消することであり、第三者などが誰でも自由に取得できる状態に戻ります。ドメインを手放すと、そのドメインで作成されたメールアドレスも利用できなくなりますので、注意が必要です。

2. 被リンク元からリンクを削除依頼

被リンクとは、他のウェブサイトから自分のサイトへのリンクを指します。

被リンクは、検索エンジンからの評価を高める重要な要素となります。しかし、サイト閉鎖後も被リンクが残っていると、ユーザーが古くて存在しないサイトに誘導されてしまう可能性があります。

そのため、サイト閉鎖を決定したら、被リンク元のウェブサイトへ連絡を取り、リンクの削除を依頼することが重要です。多くの場合、被リンク元のウェブサイト側も快く削除に応じてくれるでしょう。

被リンク元への連絡方法は、各ウェブサイトのお問い合わせフォームを利用するのが一般的です。連絡先が記載されていない場合は、ソーシャルメディアや検索エンジンなどで情報を探してみるのも良いでしょう。

特に都道府県の行政で運営していたサイトや知名度が高いサイトなどは、多くの被リンクが残っていることが多いため、サイト閉鎖となった場合、第三者にすぐ取得される可能性があります。

被リンクが残っている状態で第三者にドメイン取得されてサイト運営を開始されると、知名度が少ないサイトでも公開直後からアクセス数増加やサイト公開直後でも検索上位になりやすいなどのメリットがあります。

2-1. 被リンクサイトからリンク削除しないと大変なことに・・

被リンクサイトからリンク削除しないと、大変なことに繋がる可能性があります。

以前、山梨県で運営していたサイトのドメインがありましたが、サイト閉鎖となったことで手放したところ、第三者に取得されました。

山梨県が廃止したドメイン名の第三者による取得について(外部)

閉鎖したサイトになるので第三者に取得される部分については問題ではありませんが、被リンクが多く残っていることが問題になります。

例えば、廃止したドメインを使って山梨県とは無関係のサイトを作って公開したとします。被リンクは多く残っていますので、ホテルのブログやイベント情報サイト、プレスリリースサイトなどの記事内に「山梨県の運営サイト」と記載されていたら何の疑いもなくクリックすることでしょう。

これが非常に怖いことです。

サイト閉鎖が危険

リンク先に「閲覧するためにはダウンロードが必要です」と記載されていてダウンロードするとウイルス感染ということもありえることで、修復するためには振込が必要となったら完全に詐欺サイトです。

こういう被害に遭わないためには、被リンク元でリンク削除してもらうことが大切で、もし削除が難しい状況なら、サイト閉鎖した後でもドメインを継続管理することをオススメします。

3. サーバやデータベースからデータをダウンロード

サイト閉鎖後も、記事や画像などのデータを保存しておきたい場合は、サーバーやデータベースからデータをダウンロードする必要があります。データのダウンロード方法は、サーバーの種類や利用しているサービスによって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

  1. サーバーやデータベースにログインする
  2. ダウンロードしたいデータを選択する
  3. データを圧縮してダウンロードする

ダウンロードしたデータは、外部のハードドライブやクラウドストレージサービスなどセキュリティが高いところに保存しておきましょう。

4. サーバやドメインの契約を終了する

サイト閉鎖後は、サーバーやドメインの契約を終了する必要があります。契約の終了方法は、契約している会社やサービスによって異なりますので、契約内容をよく確認しましょう。

サーバーの契約終了には、通常1ヶ月程度かかります。一方、ドメインの契約終了は、ドメインの種類や登録期間によって異なりますが、数日から数ヶ月かかる場合もあります。

特にドメインで自動更新設定しているされている場合には、ONからOFFにする必要があります。

5. サイトが完全に消えるまでには時間がかかることがある

サイトを閉鎖しても、検索エンジンから完全に消去されるまでには時間がかかる場合があります。これは、検索エンジンが定期的にウェブサイトを巡回して情報を更新するためです。

一般的には、サイト閉鎖後数ヶ月から半年程度で検索エンジンから消去されると言われています。しかし、被リンクが多いサイトや、過去に検索エンジンからの評価が高かったサイトなどは、消去までに時間がかかる場合もあります。

6. まとめ

サイト閉鎖は、適切な手順を踏まないと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

今回の記事で紹介した5つのポイントを参考に、計画的にサイト閉鎖を進めていきましょう。

サイト閉鎖に関するご不明な点や、具体的なご相談については、ディープラスまでお気軽にお問い合わせください。
ディープラスは、サイト制作から保守管理まで、お客様のウェブサイト運営をトータルサポートいたします。

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