集客に強いサイトを制作している、ディープラスの遠藤です。
ここ最近、サイトから求人募集するにあたり、提案させていただく機会が増えてきました。
事業者の中には「求人募集をしても全く来ない」という声を聞くことがあります。
ディープラスでは、サイトへ導入する機能や手法を提案させていただき、それを取り入れた結果、問合せ獲得に繋がった!と嬉しいお声をいただくことがあります。
そこで今回は、これまでのサイト制作してきた中で分かった「求人に応募が来ない原因」について、制作側の目線で詳しく解説します。
応募が来ない大きな理由には、掲載内容や問合せ獲得までの流れなどのサイトによる原因と、会社の評判や募集するタイミングなどの企業側による原因の2つに分かれます。
早速ですが、応募が来ない7つの原因について、みていきましょう。
目次
【応募が来ない原因1】企業の評判が悪い
求人に応募が来ない原因はさまざまですが、その中でも企業の評判が悪いことは大きな要因の一つです。企業の評判が悪いと、求職者は「この会社で働いて大丈夫だろうか」「この会社で成長できるだろうか」と不安に感じ、応募をためらってしまうのです。
企業の評判が悪くなる原因は、さまざまです。例えば、ブラックな労働環境、給与や福利厚生が悪い、会社の業績が悪化している、などです。
また、過去に不祥事を起こしていたり、ネット上で悪い評判が広まっている場合も、企業の評判が悪くなる可能性があります。
企業の評判を良くするためには、まず自社の現状を正しく把握することが大切です。労働環境や給与、福利厚生は適切に整備されているでしょうか?会社の業績は好調でしょうか?過去に不祥事を起こしていないでしょうか?ネット上で悪い評判が広まっていることはないでしょうか?
自社の現状を把握したら、改善策を講じていきましょう。労働環境や給与、福利厚生を改善し、会社の業績を向上させましょう。また、過去に不祥事を起こしていた場合は、きちんと反省し、再発防止策をおこなっていく必要がありますので、ネット上で悪い評判が広まっている場合は、真摯に対応し、改善策を打ち出しましょう。
企業の評判を良くすることは、求人に応募者を集めるためにも、従業員のモチベーションを高めるためにも、非常に重要です。企業の評判が悪く悩んでいる場合は、早めに改善策を講じるようにしましょう。
サイト制作業者の視点からいえば、企業の評判を良くするためには、自社のWebサイトを活用することが有効です。Webサイトでは、企業の理念やビジョン、仕事内容、社員のインタビューなどを掲載することで、企業の魅力を伝えることができます。また、採用情報ページでは、給与や福利厚生、キャリアアップの可能性などを具体的に記載することで、求職者に安心感を与えることができます。
自社のWebサイトを活用して、企業の評判を良くし、求人に応募者を集めましょう。
【応募が来ない原因2】求人募集するタイミングが悪い
求人募集のタイミングが悪いことも、応募が来ない原因の一つです。例えば、景気が悪く、求職者が多い時期に求人を出しても、応募が集まらない可能性が高いです。
逆に、好景気で、求人が多い時期に求人を出しても、他の企業と競争に勝たなければ、応募が集まらない可能性があります。
求人のタイミングを決める際には、景気や業界の動向、自社の状況などを考慮することが大切です。景気が悪く、求職者が多い時期には、給与や福利厚生を優遇したり、研修制度を充実させたりすることで、求職者の目に留まるようにしましょう。また、好景気で、求人が多い時期には、自社の強みや魅力をアピールすることで、他の企業と差別化を図るようにしましょう。
サイト制作業者の視点から言えば、求人サイトやSNSを活用して、求人のタイミングを把握することが有効です。求人サイトでは、求人情報の掲載件数や応募者数を確認することで、景気や業界の動向を把握することができます。また、SNSでは、求人情報に関する投稿や、求職者の動向を把握することができます。
求人サイトやSNSを活用して、求人のタイミングを把握し、応募が集まりやすい時期に求人を出しましょう。
特に最近では、新型コロナが5類移行で経済回復しつつある中、人手不足が課題となってきているようです。
新型コロナの5類移行で観光需要が高まる一方、多くの事業者が直面している課題の一つが「人手不足」です。書き入れ時にも関わらず、スタッフ不足によりサービスの供給が追いつかない事態も起きています。
引用:Yahoo!ニュース
【応募が来ない原因3】求人内容が薄い
求人内容が薄いことも、応募が来ない原因の一つです。具体的には、次のようなものが挙げられます。
- 仕事内容が具体的でない
- 応募資格が曖昧
- 給与や福利厚生が記載されていない
- 企業の魅力が伝わらない
求人内容は、求職者が応募を検討する上で重要な情報です。求人内容が薄いと、求職者は「この仕事に興味があるかどうか」「この会社で働きたいかどうか」を判断することができず、応募をためらってしまうのです。
求人内容を掲載する際には、次の点を意識しましょう。
- 仕事内容は具体的に記載する
- 応募資格は明確に記載する
- 給与や福利厚生は具体的に記載する
- 企業の魅力を伝える
求人内容を充実させることで、求職者の目に留まり、応募を促すことができます。
【応募が来ない原因4】他社よりも応募条件が劣っている
他社よりも応募条件が劣っている場合も、応募が来ない原因の一つです。具体的には、次のようなものが挙げられます。
- 給与が低い
- 福利厚生が充実していない
- キャリアアップの機会がない
- 労働環境が悪い
求職者は、仕事に応募する際には、給与や福利厚生、キャリアアップの機会、労働環境などを重視します。他社よりも応募条件が劣っていると、求職者は「この会社で働くメリットがない」と感じ、応募をためらってしまうのです。
応募条件を決める際には、自社の状況や競合他社との相場をよく確認することが大切です。自社の状況を踏まえた上で、求職者が魅力に感じる応募条件を設定しましょう。
まずは、ネット検索して競合他社の求人情報を調べることが大切です。
また、応募条件は、常に見直し、改善していくことが大切です。経済状況や業界の動向、求職者のニーズは常に変化しています。応募条件が時代遅れになっていると、求職者の目に留まらず、応募が集まらない可能性があります。
応募条件を充実させることで、求職者の目に留まり、応募を促すことができます。
【応募が来ない原因5】応募までの流れが複雑
応募までの流れが複雑すぎると、応募者が面倒に感じて応募をためらってしまう可能性があります。
具体的には、次のようなものが挙げられます。
- 応募フォームの項目が多い
- 応募書類の提出が必要な項目が多い
- 面接の回数が多い
- 選考プロセスが長い
求職者は、仕事に応募する際には、時間や手間をできるだけかけたくないと考えます。応募までの流れが複雑すぎると、求職者は「この会社に応募するのは面倒・・」と感じ、応募をためらってしまうのです。
応募までの流れを決める際には、求職者の立場に立って考えることが大切です。求職者が応募しやすいように、応募フォームの項目を少なくしたり、応募書類の提出が必要な項目を減らしたりするなどの工夫をしましょう。
応募までの流れを簡素化することで、求職者の目に留まり、応募を促すことができます。
【応募が来ない原因6】そもそも狙っているターゲット層が少ない
求人応募が来ない原因の一つに、そもそも狙っているターゲット層が少ないことが考えられます。
例えば、求人サイトに掲載したとしても、そのサイトを閲覧するユーザーがターゲット層と一致していない場合、応募は期待できません。また、求人情報の内容がターゲット層のニーズに合っていない場合も、応募は見込めません。
ターゲット層を絞り込むためには、まず自社の事業内容や提供している商品・サービスについて、よく考えることが大切です。その上で、自社の商品・サービスに興味を持って、かつ、自社で働きたいと思うようなターゲット層を具体的にイメージします。
ターゲット層をイメージできたら、そのターゲット層がよく利用する求人サイトや、ターゲット層の目に留まる求人情報の作成方法を検討します。
ターゲット層を絞り込むことで、より多くの応募を集めることができるようになります。
【応募が来ない原因7】ターゲット層に多く見られていない
求人情報は、ターゲット層に多く見られていないと、応募が来ない原因の一つです。
具体的には、次のようなものが挙げられます。
- 求人情報が検索エンジンで上位表示されていない
- 求人情報が求人サイトや媒体のトップページに掲載されていない
- 求人情報が求職者の目に留まらない
求職者は、仕事に応募する際には、自分の希望する条件や、自分のスキルや経験に合った求人情報を探しています。求人情報が、ターゲット層に多く見られていないと、求職者の目に留まらず、応募が集まらない可能性があります。
求人情報を掲載する際には、検索エンジンで上位表示されるように、SEO対策を行うことが大切です。また、求人サイトや媒体のトップページに掲載されるように、広告費をかけるなどの工夫をしましょう。
また、求人情報は、ターゲット層の目に留まるように、わかりやすいタイトルを付けたり、キャッチコピーを付けたりする必要があります。
ターゲット層に求人情報を多く見てもらうことで、求職者の目に留まり、応募を促すことができます。
求人の応募に繋がりやすい大切なポイント
求人の応募に繋がりやすい主なポイントは、次の3つです。
- 福利厚生が良い
- 職場環境が良い
- 企業からの想いが伝わる
福利厚生の良さを伝えるために、健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険や、退職金制度、住宅手当、通勤手当などの福利厚生が充実していると、求職者は「この会社で働きたい」と感じやすくなります。
次に職場環境の良さを伝えるために、仕事のやりがい、人間関係、労働時間、休日休暇、給与などの掲載が必要です。
仕事のやりがいがあり、人間関係が良好で、労働時間が適切で、休日休暇が充実していて、給与が適切であれば、求職者は「この会社で働きたい」と感じやすくなります。
他社と比較していただくために、企業からの想いを伝えることは大切なことです。
企業のビジョンやミッション、経営方針、社風、企業の想いが伝わっていると、求職者は「この会社で働いて、社会に貢献したい」と感じやすくなります。
多くの求職者は、給与や休日、各種保険などの福利厚生、そして、職場環境や企業の想いを他社と比較して応募しますので、魅力的に感じていただくために、より多くの情報を掲載していく必要があります。
求人情報を作成する際には、これらのポイントを押さえるようにしましょう。
求人の応募に効果的だった3つの方法
今までサイトから求人募集の提案をおこなってきた中で、求人応募に効果的だった方法は3つありました。
- Web広告
- SNSの活用
- 求人サイトへの掲載
Web広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに広告掲載することによって、狙ったターゲット層を絞って広告を配信することができるため、効率的に求人応募を集めることができました。
SNSは、多くのユーザーが利用しているため、求人情報を多くの人にリーチすることができます。また、SNSでは、企業と求職者が直接コミュニケーションを取りやすいため、求人応募に繋がりやすいです。
求人サイトとは、求人情報を取り扱うWebサイトのことで、代表的な求人サイトは以下があります。
- インディード
- ジョブメドレー
- リクナビNEXT
- エン転職
- リクルートエージェント
求人サイトは、求職者が求人情報を探す際によく利用するため、多くの求職者の目に留まることができます。また、求人サイトでは、給与や福利厚生、職場環境などの情報を比較検討することができるため、求職者に選ばれやすいです。
求人応募を効果的に集めるためには、これらの方法を組み合わせて利用することが大切です。
さらにもっと効果的だった方法
先ほど、Web広告・SNSの活用・求人サイトへの掲載の3つのポイントをご紹介してきましたが、実はさらに効果的だった方法をみつけました。
日々調査した中で見つけた独自の方法になりますので、本記事でのご紹介は控えさせていただきますが、その方法をした結果、「今まで問合せ件数が無かったが、求職者から問合せが来るようになった」と、反響がありました。
中には、最短で2週間で問合せに繋がったところもあります。
最後に、どんな業種でもWeb広告・SNSの活用・求人サイトへの掲載すれば求人からの問合せに繋がる訳ではありません。
業種や職種、ターゲット規模など内容によって適している募集方法は変わります。
もし、求人募集で「求人募集しても問合せが来ない」とお困りの事業者様や企業担当者様は、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
遠藤 晃太(えんどう こうた)
山梨県を拠点としているディープラスの代表、遠藤です。
Webに興味を持ち、制作技術や集客方法を習得。これまで大手サイト制作などの経験あります。
サイトから集客獲得して副業から本業に変更した事業者様やスタッフ増員された事業者様がいます。
・2012年8月、ディープラス立ち上げ
・「渋谷 美容室」「(地域名)動物病院 」など、Google検索で10位以内にランクイン
・趣味はスノーボードや車中泊
サイト訪問者にとって最善のご提案をします。
他社に勝てるホームページ制作はもちろん、Web広告、SNS運用についてもご相談ください。