ブログやコラム記事は、単なる情報発信のツールではなく、ビジネスの集客やブランド認知度を高める強力な手段となります。
- ブログやコラム記事から集客に繋げたい
- 効果的な記事作成方法を知りたい
しかし、効果的な記事を書くには、いくつかの基本ルールを押さえる必要があります。
そこで本記事では、山梨県でウェブサイト制作を行うディープラスがこれまでの実績をもとに、集客につながる正しい記事作成方法をご紹介します。
目次
1. Web集客はオワコン?
ブログやコラム記事での集客が「オワコン(終わったコンテンツ)」だと考える人もいますが、実際にはその捉え方や運用方法次第です。
確かに、かつてのように「ただ記事を量産すればいい」という時代は終わりました。しかし、戦略的に取り組めば、ブログやコラムは今でも有効な集客手段であり続けています。
実際に、当サイトでブログを定期的に情報発信していることにより、ありがたいことにお問い合わせをいただいています。
SNSや生成AIが便利になってきていますが、お困りごとやお悩みごとが無くならない限り、ネット検索はされ続けますので、ブログ記事は必要不可欠になります。
さらにSEO(検索エンジン最適化)対策を施したブログ記事は、長期間にわたって流入を生み出す「資産」となります。SNS投稿が流れてしまうのに対し、ブログは検索エンジン上に残り続けるため、持続的な効果を期待できます。
2. 記事作成の基本ステップ
前置きが長くなってしまいましたが、それでは早速、記事作成の基本ステップをご紹介していきます。
記事を書く際には、以下の基本ステップを意識することで、読み手にとって魅力的かつ有益な内容を提供できます。
2-1. タイトルの重要性
記事の第一印象を決めるタイトルは、内容を端的に表現しつつ興味を引くことが大切です。特にSEOの観点から、検索されやすいキーワードを盛り込むことが重要です。
例えば、「ブログ記事の書き方」ではなく、本記事のように「初心者向け!集客につながるブログ記事の書き方」と具体性を持たせると、ターゲット読者の関心を引きやすくなります。
多くのユーザーは、タイトルに興味を惹かれてクリックします。本や新聞の見出しのように手に取ってもらうために重要なタイトルになります。
2-2. 見出しの役割
見出しは、記事全体を整理し、読み手が情報をスムーズに追えるようにするためのガイドラインです。使用するタグは、h2やh3を使用し、各セクションを視覚的に分けることで、記事の構造がわかりやすくなります。
たとえば、本記事のように「記事作成の基本ステップ(h2)」と「見出しの役割(h3)」といったように見出しを工夫することで、内容が頭に入りやすくなります。
太字や大きい文字で表現したい目的で文章全体をh2やh3にしてしまうと、Googleからペナルティ(=検索降下)となってしまう可能性がありますので要注意です。
3. 画像設置のポイント
画像は、文章だけでは伝えきれない情報を補足したり、視覚的な興味を引くために効果的です。記事内に適切に画像を配置することで、文章が読みやすくなり、読者の離脱を防ぐことができます。
画像を設置する際には、以下のポイントに注意してください。
- 画像は適切なサイズに調整し、ページの読み込み速度を低下させないようにする。
- 画像にalt属性(代替テキスト)を設定し、SEO対策やアクセシビリティ向上を図る。(システムの仕様上、設定できない場合があります)
- 視覚的に強調したいポイントの近くに配置する。
また、スマートフォンから閲覧する読者が多いことを考慮し、画像が画面サイズに応じて見やすくなるように意識しましょう。高画質や大きいサイズの画像を設置しますと、表示されるまで遅くなってしまい、その間にユーザーが離脱されやすくなってきます。
4. 装飾の基本ルール
ブログ記事では、装飾を使いすぎると逆に読みづらくなる場合があります。最低限覚えておくべき装飾として、以下の4つが挙げられます。
- 太字: 重要なキーワードやフレーズを強調する。
- リンク: 関連する記事や外部リソースに誘導するために使う。
- H2・H3: 見出しを階層的に整理する。
- リスト: 情報を簡潔に伝えるための箇条書き。
これらを活用するだけで、読みやすさや情報の伝達力が格段に向上します。
特に、リンクはSEO効果も期待できるため、内部リンクと外部リンクをバランスよく配置しましょう。外部からのリンク(被リンク)を獲得することは効果に期待できます。
→被リンクの重要性と登録にオススメサイトをご紹介
また、同サイト内でA記事では装飾を少なく、B記事では装飾を多用にすると、A記事を読んだユーザーがB記事を読んだ際に読みにくく感じてストレスを与えてしまう可能性があります。全ての記事での装飾は共通にしておくようにしましょう。
5. 文字サイズとスマートフォン対応
文字サイズの変更は、原則として避けることをおすすめします。特に大きな文字サイズを使用すると、スマートフォンでの表示が崩れる場合があるため注意が必要です。デフォルトのサイズを維持することで、すべてのデバイスで一貫した読みやすさを確保できます。
例えば、こんなサイズの文字サイズにしてしまうと強調されて目立たせることはできますが、スマートフォンで閲覧すると圧迫感が出てしまい逆に読みにくくなってしまいます。
とっても読みにくいですよね。
また、文字色を変更して目立たせる方法もありますが、このように複数の色を使用すると逆に読みにくくなってしまいますので、1色から2色程度にして、カラフルな色を多用しないようにしましょう。
6. 記事全体の構成を整える
記事は最後まで読んでもらうことが大切ですので、記事全体の構成をしっかり整えることが、読者の満足度向上につながります。
記事全体の基本的な構成は次の通りです。
- 導入文: 読者の興味を引き、この記事を読むメリットを簡潔に伝える。
- メイン文章: 詳細な情報や実用的なアドバイスを提供する。
- まとめ: 記事のポイントを簡潔に振り返り、行動を促す。
思いついた文章を書き続けると、結論がまとまらない記事が出来てしまいますので、私がいつもおこなっている記事作成の流れをご紹介します。
- 導入文を作成:主な記事の内容を入力します。
- 各見出しを作成:全体の流れを確認するため、まだ本文は作成しません。
- 各見出しに対しての説明文章を作成:見出しに対して、説明文章を入力します。
- 最後にまとめ文章を作成:全体を通して、まとめた文章を入力します。
記事全体の流れについては、本記事を参考にしてみてください。
7. 記事公開後のプロモーション
記事を公開した後は、単に待っているだけではなかなか読んでもらえませんので、積極的にプロモーションを行うことが重要です。
具体的には以下のような施策を講じると効果的です。
- SNSでのシェア: ターゲット層が多いプラットフォームを選び、視覚的な要素を交えて投稿や記事へリンク誘導する。
- メールマガジン: 既存の読者に新しい記事を知らせ、再訪問を促す。
- 他のブログ記事とのリンク: 関連する記事同士をリンクで結び、サイト内回遊率を高める。
こうした取り組みにより、記事の露出度を高め、多くの読者に届く可能性が広がります。
例えば、家族や友人などの身近な人にどうしたら記事を読んでもらえるかとイメージすると伝える方法が見つかることと思います。
8. まとめ
効果的なブログやコラム記事を作成するためには、タイトルや見出しの工夫、画像の適切な設置、装飾の基本ルールを押さえることが大切です。
また、記事を公開した後も積極的に外部から誘導することで、集客効果を最大化できます。
これらのポイントを活用し、魅力的な記事を作成してみてください。
この記事を書いた人
遠藤 晃太(えんどう こうた)
山梨県を拠点としているディープラスの代表、遠藤です。
Webに興味を持ち、制作技術や集客方法を習得。これまで大手サイト制作などの経験あります。
サイトから集客獲得して副業から本業に変更した事業者様やスタッフ増員された事業者様がいます。
・2012年8月、ディープラス立ち上げ
・「渋谷 美容室」「(地域名)動物病院 」など、Google検索で10位以内にランクイン
・趣味はスノーボードや車中泊
サイト訪問者にとって最善のご提案をします。
他社に勝てるホームページ制作はもちろん、Web広告、SNS運用についてもご相談ください。