こんにちは!山梨でホームページ制作や保守管理を行っているディープラスの遠藤です。
最近、多くの企業が ChatGPT を活用して業務の効率化を進めています。
しかし、
- 試してみたけど、思ったような回答が得られない…
- どう使えば業務が楽になるのかわからない…
こんな悩みを抱えていませんか?
そこで本記事では、 ChatGPTを業務で活用するメリットと具体的な使い方を詳しく解説します。
実践すれば、ルーチンワークの時間が削減され、よりクリエイティブな業務に集中できるようになります。
ChatGPTの使い方については過去記事をご覧ください。
→ChatGPTを使って無料で記事作成してみた結果
目次
1. ChatGPTを活用するメリットとは?
ChatGPTをうまく活用すると、以下のような 3つの大きなメリットがあります。
1-1. 時間の節約
仕事の中で繰り返し発生するルーチンワークには、多くの時間が費やされます。
例えば、メール作成やデータ入力、文章の校正などの業務は、手作業で行うと1件あたり数分から数十分かかることもあります。しかし、ChatGPTを活用すれば、これらの作業を数秒から数分で完了させることが可能です。
特に、大量の情報を整理する必要がある場面では、ChatGPTのスピードが大きな武器になります。
私たちが実際に業務で使っていると、ルーチンワークにかかる時間がかなり削減でき、効率的に次のクリエイティブな作業に移れるので、本当に重宝しています。
1-2. アイデア出しのサポート
企画書やマーケティング戦略を考える際に、「なかなか良いアイデアが浮かばない」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
ChatGPTにキーワードやテーマを入力すれば、新しい視点や発想を得ることができます。
例えば、「20代向けの新しいSNSキャンペーンのアイデアを出してください」と指示すると、複数の案を提案してくれます。
自分一人では思いつかなかったアイデアを得られるため、企画立案のスピードと質の向上が期待できます。
1-3. ドキュメント作成の効率化
ビジネスの現場では、提案書や報告書、プレゼン資料など、さまざまな文書を作成する機会が多くあります。
ChatGPTを活用すると、文章の骨組みを素早く作成でき、それをベースに修正・加筆することで作業時間を大幅に短縮できます。ゼロから書き始めるよりも効率的で、かつ論理的な構成を保ちやすくなるため、業務の効率化に役立ちます。
1-4. コーディングやデバッグの支援
ChatGPTはプログラミング作業にも活用できます。例えば、エラーメッセージの解析を手助けしたり、特定の処理を効率的に記述する方法を提案したりすることで、作業時間を削減できます。
また、バグの発見や修正のスピード向上にも役立ちます。
「エラーの原因が分からない」「もっと効率的なコードを書きたい」といった場合に、ChatGPTを活用することで、よりスムーズな開発作業が可能になります。
2. ChatGPTを活用した業務効率化の実践テクニック
2-1. メール作成の自動化
ビジネスでは、取引先や社内のやり取りで大量のメールを作成する必要があります。
ChatGPTを活用すれば、適切な文面を自動生成できるため、時間の短縮につながります。
例えば、社外向けの正式なメールを定型フォーマットに沿って作成する際や、社内連絡の簡潔な文章を作成する際に役立ちます。
また、クレーム対応など慎重な言葉選びが求められる場面でも、適切な文例を提案してくれるため、円滑なコミュニケーションが可能になります。
2-2. 議事録作成の効率化
会議の内容を記録することは重要ですが、議事録を作成するのには時間がかかります。ChatGPTを活用すれば、簡潔で分かりやすい議事録を素早くまとめることが可能です。
例えば、会議の音声を文字起こしした後、その内容を要約したり、決定事項をリスト化したりすることで、効率的に議事録を作成できます。
また、参加者ごとの発言ポイントを整理することもできるため、後から見直しやすい議事録を作るのに役立ちます。「以下の会議メモを3つの重要なポイントに要約してください」といった具体的な指示を出すことで、より効果的に活用できます。
2-3. マーケティング戦略のアイデア出し
効果的なマーケティング施策を考える際にも、ChatGPTは非常に有用なツールです。例えば、SNSの投稿アイデアを考えたり、ターゲット層に響くキャッチコピーを作成したりすることができます。
また、広告戦略の方向性を整理する際にも活用でき、的確なマーケティング施策を立案するサポートをしてくれます。
「30代女性向けの新しい美容商品のキャッチコピーを5つ提案してください」といった具体的な依頼をすると、魅力的な案が得られるでしょう。
実際に私たちもこのアイデア出しに活用し、クライアント様のマーケティング戦略がよりスムーズに進行したことがあります。
2-4. プログラミング作業の効率化
エンジニアの方にもChatGPTは非常に便利なツールとなります。例えば、コードの生成や修正をサポートし、エラーの原因を特定するのにも役立ちます。
また、APIの活用方法について相談することも可能です。「PythonでWebスクレイピングを行うコードを書いてください」といった具体的な指示を出せば、実際に使えるコードを提示してくれるため、開発作業を効率化できます。
2-5. 文章のリライト・校正
文章作成の際には、誤字脱字のチェックや表現の改善が必要になりますが、これらの作業は手間がかかります。
ChatGPTを活用すれば、短時間で自然な文章に修正することが可能です。例えば、ブログ記事の表現を分かりやすく改善したり、長文を簡潔にリライトしたりすることができます。
また、誤字脱字のチェックも自動で行えるため、より質の高い文章を作成できるようになります。「以下の文章を、より分かりやすい表現に変更してください」と依頼することで、読みやすく改善された文章が得られるでしょう。
以前、記事作成に活用できる方法について別記事にまとめています。
→生成AIでブログ記事作成に良いプロンプト!SEO対策に強い命令文をご紹介
3. ChatGPTを活用する際の注意点
ChatGPTは非常に活用しやすいツールとなっていますが、注意しなければいけない点があります。
3-1. 機密情報の取り扱いに注意
ChatGPTは非常に便利なツールですが、使用時には機密情報や個人情報の取り扱いに注意する必要があります。
例えば、社内の機密資料や顧客情報をそのまま入力してしまうと、情報漏えいのリスクが生じる可能性があります。
特に、クラウド上で動作するAIツールの場合、入力したデータが学習に利用されることもあるため、慎重な運用が求められます。業務で利用する際は、公開しても問題のない範囲にとどめ、社内規定に従って活用することが重要です。
3-2. 生成された情報の正確性をチェック
ChatGPTは非常に優れた文章生成能力を持っていますが、その内容が必ずしも正しいとは限りません。
特に、専門的な情報や法律・医療などの分野では、誤った情報が含まれることがあります。そのため、ChatGPTが生成した内容を鵜呑みにせず、他の信頼できる情報源と照らし合わせることが重要です。
例えば、業務で使用する資料や顧客向けの文章を作成する際は、最終的なチェックを必ず行い、正確性を確保するようにしましょう。
3-3. 明確な指示を出すことが重要
ChatGPTを効果的に活用するためには、明確な指示を出すことが不可欠です。
例えば、「簡潔に説明してください」「具体例を交えて」「箇条書きで回答してください」など、求める回答の条件を明確に伝えることで、より適切な内容を得ることができます。
また、抽象的な質問よりも、具体的な情報を含めた質問の方が精度の高い回答を得られるため、目的に応じた指示の仕方を工夫すると良いでしょう。
4. 生成AIは魅力的なツール!だけど正しい使い方が重要
生成AIは非常に魅力的なツールであり、活用次第では業務の効率化に大きく貢献します。
しかし、一方で誤った使い方をする人もおり、最近では生成AIを利用してプログラムを作成し、楽天モバイルに不正アクセスを行ったとして中高生が逮捕される事件が発生しました。このような悪用は決して許されるべきではありません。
携帯大手「楽天モバイル」のシステムに自作プログラムで不正ログインし、通信回線を契約したとして、警視庁が14~16歳の中高生3人を不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したことがわかった。対話型生成AI(人工知能)サービス「チャットGPT」で作業の効率化や処理速度の向上を図っており、SNSで購入した20億件超の情報を基にログインを試み、入手した回線を転売していたという。
出典:読売新聞オンライン
また、生成AIを使えばプログラムの作成が容易にできるため、企業や個人のWebサイト、SNSなどのセキュリティ対策がより一層重要になっています。
セキュリティをおろそかにしていると、生成AIによって作成されたプログラムを悪用され、不正アクセスを受ける可能性が高まります。そのため、今後はこれまで以上に強固なセキュリティ対策を講じる必要があるでしょう。
5. ChatGPTを活用して業務効率を劇的に向上させよう!
ChatGPTは、メール作成、議事録作成、マーケティング戦略の策定、プログラミング支援など、さまざまな業務の効率化に貢献するツールです。適切に活用することで、業務時間の短縮や作業の質向上が実現できます。
ただし、機密情報の取り扱いや情報の正確性チェック、明確な指示の出し方といった注意点を押さえながら使用することが重要です。
日々の業務にChatGPTを取り入れ、より生産性の高い働き方を目指しましょう!
この記事を書いた人
遠藤 晃太(えんどう こうた)
山梨県を拠点としているディープラスの代表、遠藤です。
Webに興味を持ち、制作技術や集客方法を習得。これまで大手サイト制作などの経験あります。
サイトから集客獲得して副業から本業に変更した事業者様やスタッフ増員された事業者様がいます。
・2012年8月、ディープラス立ち上げ
・「渋谷 美容室」「(地域名)動物病院 」など、Google検索で10位以内にランクイン
・趣味はスノーボードや車中泊
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