WordPressでは、記事を「カテゴリー」に分類することで、訪問者が情報を探しやすくなります。また、SEO対策にも有効で、適切なカテゴリー設定を行うことで検索エンジンに記事の内容を正しく伝えることができます。
このページでは、カテゴリーの追加・編集・削除の方法を解説します。
例えば本屋さんの場合、コミックや雑誌、小説、ビジネス書など複数のジャンル分けされて陳列されています。
それと同じように各記事をジャンル分け(カテゴリー設定)することで、膨大な記事数となっても過去の記事をサイト閲覧者が探し出すことができます。
※WordPressの設定状況によって、カテゴリーが無い場合があります。
1. カテゴリーの追加方法
新しいカテゴリーを作成するには、以下の手順を行います。
- WordPress管理画面にログイン
- 左側メニューの「投稿」→「カテゴリー」をクリック
- 「新規カテゴリーを追加」の欄に以下を入力
- 名前:カテゴリー名(例:「お知らせ」「ブログ」など)
- スラッグ(任意):URLに使用する半角英数字(例:「news」「blog」など)
- 親カテゴリー(任意):階層構造を作る場合は親カテゴリーを設定
- 説明(任意):カテゴリーの説明を入力(テーマによっては表示されます)
- 「新規カテゴリーを追加」ボタンをクリック
以上で、新しいカテゴリーが作成されます。
スラッグとは:URLの一部になりまして、半角英数字での入力を推奨します。
例えば、ビジネス書というカテゴリー設定した場合、スラッグには「business」と入力します。
このように設定することで、ビジネス書のカテゴリーページのURLは下記のようになり、URLを見ただけでどんなページなのかが判断できます。
https:サイトURL/category/business
スラッグは日本語対応していますが、URL内に日本語の文字列があると変換されてしまうため、理解しにくいURLとなってしまいます。スラッグに「ビジネス」と日本語入力した場合は以下のURLになります。
https:サイトURL/category/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/
どちらの方がスマートでURLだけで理解しやすいのかを考えた時、前者の方が良いはずなのでスラッグは英数字での入力をおこないます。
2. 既存カテゴリーの編集方法
カテゴリーの名称やスラッグを変更したい場合は、以下の手順を行います。
- 管理画面の「投稿」→「カテゴリー」を開く
- 編集したいカテゴリー名にカーソルを合わせ、「編集」をクリック
- 必要な情報を変更し、「更新」ボタンをクリック
注意:スラッグを変更するとURLが変わるため、既存のリンクが切れる可能性があります。変更時はリダイレクト設定を行いましょう。
3. カテゴリーの削除方法
不要なカテゴリーを削除するには、以下の手順を行います。
- 管理画面の「投稿」→「カテゴリー」を開く
- 削除したいカテゴリー名にカーソルを合わせ、「削除」をクリック
- 確認メッセージが表示されるので「OK」をクリック
注意:
- 削除したカテゴリーに登録されていた記事は、「未分類」カテゴリーに自動的に移動されます。
- 「未分類」カテゴリーは削除できませんが、設定を変更して別のカテゴリーをデフォルトにすることは可能です(設定方法は下記参照)。
カテゴリーを適切に管理することで、サイトの利便性が向上し、SEOにも好影響を与えます。ぜひ活用してください。